2016年9月3日

【デッドストック】ジャスパー・ジョーンズ「旗」アートボード










ニューヨークの現代美術館MoMA製アートボードのデッドストックです。





【ジャスパー・ジョーンズ「旗」の作品の特徴】


3つのポイントでまとめました。


1. 日常にある身近なものに主題を求めました。


それまでの抽象表現主義による崇高な主題は


一般大衆とあまりにもかけ離れた表現となってしまったため、


 日常生活にある誰もが知っているものに主題を求め表現しました。


そのためポップアートの先駆者ともされています。



2. 対象を二次元のものに絞りました。


二次元の平面に遠近法等を用いて三次元のものを表現する絵画は


「イリュージョン」、つまり「騙し」として否定し、


二次元のもの(星条旗)をそのまま平面に描き、


絵画を現実の物と一致する絵画(もの)として描きました。


誤解を恐れずに言うと、作品は絵画なんだけど現実の物そのものと同じである


といった感じでしょうか。



3. エンコスティック技法


技法の話ですが古代の絵画技法であるエンコスティック(蜜蝋)を用いて


制作されていることも特徴です。




以上がジャスパー・ジョーンズの作品に関して


個人的に認識している内容です。


デッドストックになりますので


ご興味のある方はお早めに!
 



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